黒崎 光太郎

　黒崎探偵事務所の２代目所長。職業、探偵。旧き良きハードボイルドを愛している。
　とはいえ「本来の黒崎探偵事務所」はかのドゥームスデイ直後に生じた座標消失に巻き込まれ、初代の黒崎所長を除く全ての人間が消え去った。
　イレギュラーであり、仇名は「怪奇探偵」。迷子のペット探しから怪談話の調査まで、なんでもやっているからである。
　人間社会の裏に潜む様々な怪異に探偵という業務を通じて出会うこともあり、場合によっては退治していた。
　現在は天使特別対策室K.Y.R.I.E.に属する傍ら、スラムにかつてのものを再現した「黒崎探偵事務所」を構えている。
　２代目所長の名の通り本人は２代目であり、ロストエイジでありながら「かつての時代」を強く漂わせる男である。
　これは「普通の学生でいられない」とか「もっと暗い場所が似合う」とか、そういうはぐれ者を探偵や助手として置くための「止まり木」としても機能している。
　好きなのはカードゲームだが、運の要素が絡むゲームはクッソ弱い。悪運に愛され過ぎている。ギャンブルをやってはいけない奴の恐らく上位3位に入る。