2025/02/06
- 業務委託契約解除のお知らせ
本日、『もるた』NMについて業務委託契約を解除した事をお知らせいたします。
本解除にまつわる経緯は以下です。
非常に長文となりますが、宜しくご確認をお願いいたします。
1、過日、もるたNMが規定字数を上回るSSの提出を行った
2、弊社側が規定字数を上回っている事に気付かず、内容確認の上で検収をOKとした(本来、字数を上回っている場合、提出が行えない仕様であったが、仕様上の不具合により提出がOKとなってしまっていた)
3、その後、納品物の公開パッチが働かなかった結果、弊社側で調査を行った所、上記問題が発覚した
4、規定字数を上回っていた納品物に対して正規字数への修正を依頼した
上記経緯は弊社側システムによる予期せぬ不具合であり、弊社側にも一定責任がございます。
この点、システム上の不具合で問題を生じました事はお詫びを申し上げるべきものです。
但し本件は『業務委託契約』となりますので、同時にクリエイターは自己リクエストを精査し、規定を遵守した納品を行う義務も当然ございます。
従いまして発覚後の修正要請につき、殊更理不尽な要請とは承知しておりません。
それを念頭に置きましたその上で、後の経緯はこちらとなります。
5、氏は「自分の記憶(納品規定字数)は正しかった」と主張され、弊社側提示情報の根拠を求めた
6、弊社は氏の要望に応え、該当データを調査し、サーバー上に記録されている納品字数をお伝えし、是正をお願いした
7、氏は信じない訳ではないが、自分の記憶は絶対と言える。確認経緯等をきちんと説明して欲しい、と要請された
8、弊社は上記の要望に応え、サーバーデータの一部と業務管理システムの一部をスクリーンショットで提示し、一連の問題に関わる業務上の要請を行った
9、氏より一定の謝罪を頂き、本件に関わる納品が行われた
ここまでの話であれば、問題は『業務システムに不具合があった(及び検収でそれを見落とした)弊社』と『恐らくは記憶違いを生じた結果、超過納品を行ったであろうNM氏』の問題であり、特段業務委託契約の解除などに到るお話ではまったくありません。氏が調査を求める事も、弊社側が調査を行う事も全く問題の無い経緯です。
しかしながら、本件こういった残念なお知らせを行うに到るには別の理由がございます。
上述7~8番の頃に前後し、氏はSNS上で発信を行っております。
内容については『鍵』のアカウントでの発信となりますが、現実に弊社へ『複数の報告』があった為発覚した次第です。
つきましては『発覚』している以上、特定少数以外に非公開であろうと全公開であろうと変わらず、NMの名を冠し、業務内容を日々触れるアカウントで弊社顧客を含めた少なくない数がアクセス出来る環境で発信されたものと取り扱わざるを得ません。
内容については下記です。
・弊社に理不尽な暴言を吐かれた(修正要請しか行っておりません)
・弊社に嘘吐き呼ばわりされた(修正要請しか行っておりません)
・弊社がクリエイターを使い捨てにしている(修正要請しか行っておりません)
上述の通り、一連のやり取りにつき、弊社側はシステムに記録されたデータを基に『恐らくは悪意無く記憶違いで生じた誤納品の修正依頼』を行ったに過ぎません。
一連のやり取りの全てに罵詈雑言等存在しませんし、あくまでその内容は8に到るその前は、定型の業務連絡程度の内容に留まっております。
そして8で弊社側がデータ開示と同時に行った要請は「SNS上での事実に基づかない不規則な発信を止めて欲しい。また、それは業務委託契約を続行する上での問題になる。この要請や一連の説明が理解出来ない、納得出来ない、反省出来ないのであれば速やかに業務委託契約を解除し、報酬残債を全て支払うので連絡をお願いします」というものです。
9で解決したと認識はしていたのですが、更に一連を匂わせた文脈上に適切でない評価する発信が同SNS上で行われている事を確認しました。
また先の問題発言の削除や訂正等も一切見受けられませんでした。
更に本日、更にお客様より本件についての情報を自身から積極的に漏洩し(運営側を悪役にする事で自己弁護に終始し)、更に「運営とのやり取り(メール)を見せても構わない」等とダイレクトメール等を用いて伝えていたという報告(一定以上に確度の高い傍証と認められ得るもの)を受けた事からことこれに到り、再発や別事例の危険も鑑みて、これ以上は看過が不可能であるという結論に到りました。
NMという職階は元々お客様の為に作られております。
運営としてもお客様が『楽しくプレイして頂く一助』と考えている為、余程の事では無い限り強い措置は行いません。
しかしながら、規約を重大に違反し、事実に基づかない風評を流布する事等はたとえそれが『お客様』という取り扱いであったとしても、業務委託を受ける立場である以上、程度によっては放置する事は難しい事柄となります。(本件にいたしましても、あくまで罰則対象になるのは『業務委託契約者の立場のみ』です。お客様の立場での対法人格への私的発信(例えばRe:versionに理不尽な扱いを受けた等)には原則運営は関与しません。従いまして氏に関しても問題視しているのは業務委託契約者(NM)としての取り扱いのみと御承知ください)
上記の一連の現行はノベルマスター業務規約『第三項 ノベルマスターの義務について』に定義する『機密保持』『良識的行動』等に抵触します。
従いまして弊社は氏とこれ以上業務委託契約を続行する合理的理由を持たず、信頼を維持する事が不可能と判断しました。『第七項 業務委託契約の破棄』を適用し、氏に対しての業務委託契約破棄を通達した次第となります。
尚、本件は通常の業務委託解除に比して事情を詳細に述べております。
理由といたしましては本件の発生経緯が『事実に基づかない誤った悪評の流布』であり、そういった経緯があった以上、通常の解除では同じような発信が繰り返され、お客様に不必要な誤解と混乱を招く可能性があるからです。
又、本件について氏より何らか抗弁を受けた場合、更なる不規則かつ事実に基づかない風説の流布が行われた場合、一連の経緯全てを実物証拠と共に公開する事を検討いたす所存です。
お客様にはご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。
以上、宜しくお願いいたします。