日米共同軍事基地キャンプ・パールコースト。
大破局(ドゥームスデイ)後の戦闘によって崩壊して本牧まで撤退した、旧横須賀米軍基地を元としている。
在日米軍と自衛隊の残存部隊とが共同して管理し、軍事活動を行っている。
天使特別対策室K.Y.R.I.Eとは密に連携し、天使等の敵から市民を守っている。
軍は非能力者を中心に構成されているが、ドゥームスデイを戦い抜いたその作戦立案能力、遂行能力は出色である。
成り行き上、存命中の最高階級だったレオパル・ド・ティゲール少佐が米軍の責任者となっている。
航空戦力
現代において軍事空戦能力は、それ自体が全く機能していない。
後方兵站の壊滅、整備性の低下、撃墜時の補充の不可能。
更にアウトレンジ戦における神聖領域の存在。
人類は最早天使という存在に対して、戦闘機のような精密機械をぶつけるという戦術を行使出来ないのである。
航空技術は、あくまで車両での行軍困難な荒れ地において低空飛行し、陸戦能力を輸送する機能だけを期待されている。
各種兵器
ガンシップ
陸上戦力を輸送するための航空機。
キャンプ・パールコーストがごく少数保有している。多くがティルトローター式。
駆逐艦ミリアス
かつて第七艦隊に所属し、現在のキャンプ・パールコーストが保有する僅か三隻の軍艦の一。
駆逐艦ラファエル・ペラルタ
かつて第七艦隊に所属し、現在のキャンプ・パールコーストが保有する僅か三隻の軍艦の二。
護衛艦いずも
かつて自衛隊に所属し、現在のキャンプ・パールコーストが保有する僅か三隻の軍艦の三。