ミッションロビンフット II
ミッションロビンフット。
命空骸戯というゲイムは続く――
「銀行に忍び込み金貨を盗む泥棒、だなんて……なんだかとても心躍る響きでございますね」
くすくすと、アイレッタ(r2p004576)は微笑んだ。その眼差しは空間を憎悪で塗り潰し、振り来る攻撃は大地の盾鎧を以て往なせば――嗚呼、その攻撃の無意味で無駄な努力だこと!
「ええ、ええ。性根の悪さで私を容易に上回ると思わないでくださいませ」
『銀行に盗みに入るなら、泥棒より"強盗"の方が手っ取り早いよなぁ?』
倉御上 ゆき(r2p002122)――いや、彼女の影に潜む人工妖精がせせら笑う。一方のゆきは少し面倒臭そうに、凍れる殺意を花として咲かせるのだ。
「死んで」
「ふらんは逃げも隠れもしないですの! いっぱい遊んでやりますのー!」
フランパンチは超火力、フランキックは超火力。そしてフランアックスは超火力。フラン・フラン(r2p001256)は外見こそ華奢な少女なれど、その怪力と超生命力はまさに怪物。ゆえに、負けませんのー!
「……カラオケをするお店が戦う場所で、ノゾミたちはマイクを守って、クマのぬいぐるみを奪えばいいのか?
なんだこれ? どういうシチュエーションなんだ! ちょっと初めてすぎてよく分からないぞ!」
月ヶ崎 希望(r2p008093)に課せられたルールは珍妙で。だがやることが分かっているのなら大丈夫、それをこなせばいいのだから。戦いこそが得意ならば仲間の為に時間を稼ごう、窮地に立ってもノゾミは負けない!
「痛い目見るのは悪ガキだけなんですよ。このゲームも、勝ちにいかせてもらいます」
セレスト(r2p008611)の、流星雨が如き銀の髪が戦場に揺らいで――それだけで目が眩む。視線を凍らせ、相対する天使の心を狂わせる。
「金稼ぐ暇なんて与えません。あたしでも見てなさい」
「ゲリラ戦は得意なんだ、育ちのせいでな」
蒼い目を仄光らせ、フィレイナ(r2p005141)は戦場を駆ける――その輪郭は曖昧で、存在感すら瞬きの後に消えてしまいそうなほど。彼女は『見えぬ者』。そうして間隙を見つけたならば、乙女は鎖を手繰り致死を招くのだ。
「あなたはどうして、ひとりでこんなに強く、頑張るんですの?」
監獄という遊戯盤の中、シンディー・"ヒンキーパンク"・フォーサイス(r2p000146)は相対した天使へと問いかける。その手に掲げた幸せの青い灯火が、ほのかに揺れる。これは灯火。仲間の背中を、幸せな未来へと押し出す光。ゆえにこそ問う、あなたにとっての灯火は?
「あたし、あなたの物語が聞きたいですわ!」
こんな悪意まみれの場所だからこそ、シンディは少しでもそれに抗いたくて――。









